買った銘柄が直後に下がる時は誰かにプレゼントを贈る時と認識すべし

2020年4月15日

買った銘柄が直後に下がることがある。これはプロトレーダーでもごく当たり前のように直面する出来事だ。

株取引はプレゼント交換会である

株式相場において株の売買をすると、利益を得るものと損失を被るものとが現れるとされている。しかし、株式相場では損をする者は誰一人としていないのだ。

考えてみて欲しいのだが、あなたの大切な人にプレゼントを贈る時、あなたの資産はプレゼントの価値に応じて減少する。しかし、プレゼントを贈る時に損をしたと思うことはない。

なぜか?それは大切な人に自分の気持ちを受け取って欲しいと思うからだ。いつも一緒に居てくれてありがとう。いつも自分のことを大切にしてくれてありがとう。あなたのことを愛しています。

人はプレゼントを贈ることで、感謝や愛を伝えているのだ。

ところが、株式相場に場所が移ると、取引相手がいったい誰なのかが見えないがゆえに、感謝や愛といった感情は消え失せ、お互いのお金を奪い合うようなそんな感情が芽生えてくる。

買った銘柄の株価が下落するとき、トレーダーは損をしたくないと思ったり、痛みを感じたりするのだ。おかしいと思わないだろうか?

そもそも、自分が株を購入しようとするとき、自分に株を売ってくれる人がいるのだ。欲しいと思った時に自分に売ってくれる人物が居るからこそ、株を購入することができるのだ。

取引相手や株式相場が存在しているからこそ、この取引は成り立っているというのに、そのことに対して何の感謝もなく、ただ自分の欲望を満たすためだけに株取引をしているとするならば、あまりにも自分勝手すぎないだろうか。

自分の大切な人に対して何の感謝もなく、してくれて当たり前。居るのが当たり前。自分の思う通りに行かないと気落ちする。おかしいと思わないのだろうか。株取引はお金を奪い合うものではない。

想像してみて欲しい。クリスマスにたくさんの人と集まりあってプレゼント交換をする場面を。

隣の人にプレゼントを手渡し、隣の人からプレゼントを受け取る。それを何度も何度も繰り返すうちに自分のプレゼントはいったい誰の手に渡ったのかが分からなくなり、自分の手元にあるプレゼントは誰からのものなのかが分からない。

そして、プレゼントを回し終わり、自分の手元にあるプレゼントをあけるといくらかの利益がもたらされるだろう。

ここで一つだけ言えることがある。プレゼント交換に参加できるのは『プレゼントを持参した者だけだ』という事。プレゼントを持たずにプレゼント交換に参加はできない。トレードとはこういう事を言う。

故に、株取引では損をする者は存在しようがないのだ。

決済のタイミングが判断を狂わす

トレードとプレゼント交換は少しだけ違う箇所がある。プレゼント交換は最初にプレゼントを買う必要がある。トレードでは自分の意思で手仕舞いする株価を変更することができる。

何が言いたいのかというと、プレゼントの額を途中で変更してはいけないという事だ。

株価が下落し始めた時、心理的に資金を守りたいという意思が働く。プレゼントを最初に用意する場合は先に値段を決めるわけだが、トレードの場合は株価の変動と時間の推移によって手仕舞いが決定される。

具体的に言うと、1万円相当のプレゼントを買ってプレゼント交換会に行くなら、先に1万円を支払ってプレゼントを買うことになる。

株取引だと、1000円でXYZ株を100株買ったとする。そして、株価が900円になったら手仕舞いをすると決めたとする。

プレゼントを用意するとき、先に1万円を決済するが、株取引の場合は株価が900円になってからでないと決済が発生しないのだ。

株価が買った値段から徐々に下落し950円になった時『900円に下落する前に今手仕舞いした方が傷が浅くて済むんじゃないか?』という思いが芽生えることがある。

この感情に任せて手仕舞いをすると、資産の減少を5000円に抑えることができるのだが、手仕舞いをしたあと、下落が止まりそこから再び株価が上昇し買値をも上回るということがある。

もちろん、そのまま下落して900円で手仕舞いすることもあるのだが、最初に決めた手仕舞いラインを変更したがために本来受け取ることのできた利益を、みすみす逃してしまうことがあるのだ。

プレゼントを購入するためのお金は最初から決めておいて、その額を決して変更しないことがトレードでは大切になってくる。(銘柄ごとにその額を変動させる必要はある)

株価が下落しプレゼントを購入した時は『これはプレゼントのための出資である』と納得できるが、額を変更したことで利益を逃した場合、心理的ダメージが大きく以後の取引に迷いが生じてしまうので変更はしないことだ。

贈り物を渡すときの注意点

トレード用語で『損切り』という言葉がある。なぜ損切りというのか。人に贈り物をするとき『損をした』と言いながら贈る人はいるだろうか?受け取る人はその言葉を聞いたらどう思うだろう?

そんなこと言うのなら最初からプレゼント交換会なんて行かなければいいのだ。トレードを最初からしなければいいのだ。

もしも、損をしたと思うようならば、プレゼントに支払う金額があまりにも大きすぎるということが言えるだろう。

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チャートを見直すと、仕掛けるタイミングが1日遅い。トレンドが強いのでそれに頼るしかない。